こんにちは、CTOのzoo(YOUTRUST/Twitter)です。 先日、全社合宿が千葉で開催されたのですが、創業エンジニアのやまでぃ(YOUTRUST/Twitter)と2人で自転車で行きました。片道120kmくらい。次の合宿も自転車でいきたいと思っています。ちなみに帰りはバスでした。直前に自転車で行きたいという話になったのですが、快く対応をしてくれたみなさま、ありがとうございました!
さて、2023年に入って早くも1ヶ月経とうとしていますが、2023年にやっていきたいことを書いていきたいと思います。
1. 機能開発スピード2倍
ユーザー様、企業様により多くの価値をお届けしたい。そのために機能開発のスピードを2倍にしたいです。アウトカムを最大化するためにも、スピードは重要だと思っています。
そのために、エンジニアの人数を3倍にして、機能開発のメンバーを増やしつつ、開発者体験を良くするところにもリソースを割いていきます。具体的には、下表の基盤エンジニアのリソースを少しずつ増やすイメージです。
基盤エンジニア | 事業エンジニア |
---|---|
事業成長のための開発(1~3年) | 事業目標達成のための開発(四半期~1年) |
開発効率最大化 | 顧客価値最大化 |
非機能要件 | 機能要件 |
アーキテクチャ・技術的負債 | 新機能・不具合 |
SRE・アーキテクト・セキュリティ・QA | Webエンジニア・アプリエンジニア |
そして、基盤エンジニアチームでは、短期的には、開発標準を定めていきたいと思っています。暗黙知になっているものを明文化したり、新たに方針を定めたり、あるいはその方針を定めるフローを整備したりすることで、新たなエンジニアの立ち上がりをスムースにしたり、内部品質を保ったり向上させたりすることを狙っています。
2. ISMS認証取得
セキュリティに関してYOUTRUSTでは、これまでも考慮しながら開発をしていたり、社内ルールを定めたりしてきましたが、より強化したい、より安心してYOUTRUSTをご利用いただきたい、と考えています。
ISMS認証とは、情報セキュリティに関する国際的な基準で、認証機関による審査に通過すると取得できる認証です。そのため、ISMS認証の取得を通して、YOUTRUSTの情報セキュリティのレベルを向上させたいと思っています。
3. 外部品質向上
大変ありがたいことに、YOUTRUSTは、多くのユーザー様、企業様にご利用いただいております。そのため、不具合が発生するとそれだけ多くの方々にご迷惑をおかけすることになります。あるいは、サービスとしての信頼性にもつながるところです。
不具合発生確率が一定の場合、リリースする機能が増えると、不具合発生件数は当然に増えます。機能(コード)が増えれば増えるほど、複雑度は増えるので不具合発生確率は上がるのが自然です。
品質は不具合だけを指すわけではありませんが、不具合を発生させないところから、品質の向上のための打ち手を打っていきたいと思います。
4. 技術的課題解決
これは書くまでもないかもしれませんが、事業成長のためにクリアすべき課題があれば解決していきたいです。直近やりたいと思っているのは、
- つながり表現のパフォーマンス改善
- 画像サーバーの切り出し
- カンパニー関連のデータ構造見直し
です。
YOUTRUSTはキャリアSNSであり、人と人とのつながりはサービスの肝となるところです。 そして、プロダクトにおいて、つながりがいろいろな機能の仕様に関係しています。
そのような背景があるのですが、データ量の増加に伴いつながりの計算時間が伸びてきており、このつながりの計算時間が許容範囲を超える日もそう遠くないと思っています。そのため、1つ目は特に重要な課題になります。GraphDBを用いて解決できないか、検討をはじめています。
おわりに
他にも、仕様の見直しや不要機能の削除、デザインシステムの適切な運用、KAIZEN DayをKAIZEN Weekに格上げ、社内留学などなど、やってみたいと思うことはまだまだあります。 そうなのです、エンジニアの力がまだまだ必要です!2023年も変化の年になると思います。少しでも興味がある方、ぜひ応募していただければと思います!